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胡蝶蘭を自宅栽培しよう!コチョウランの健康管理で季節ごとに気をつけるべきポイント

胡蝶蘭は気温管理が重要な植物です。季節によって適切な管理をしながら、丁寧に育てていきましょう

この記事では胡蝶蘭を自宅栽培するときにに気をつけるべきポイントを季節ごとにまとめています

胡蝶蘭の季節ごとの特徴

1月〜3月

胡蝶蘭は寒い時期に弱いです。1月から2月にかけての急激な冷え込みは胡蝶蘭の天敵で、このような厳しい時期には、置き場や周りの気温管理、そして水やりなどの方法に気をつけないとすぐに傷んでしまうので注意しましょう

胡蝶蘭にとってはこの冬場が最大の山場になるでしょう

ずさんな管理ですぐにダメージが露見するということは無いかも知れませんが、着実に其のダメージは蓄積されていきます。できるだけ温度管理に最善の注意を払いましょう

3月〜4月

冬の期間でも最低温度を15℃以上で過ごし続けた胡蝶蘭は春を迎える3月ごろから少しづつ花を開き始めるものが出てきます

また、10℃以上ですごして成長の停まっていたかぶっであっても3月下旬ごろから次第に茎が伸び始めてきます

4月〜5月

4月は胡蝶蘭にとって成長の準備を始める期間です

この時期に急激に成長するということはありませんが、適切な管理を続けることが今後の質の高い成長に繋がります

冬の間でも最低温度15℃以上を保ち続けた胡蝶蘭は徐々に開花のピークを迎えていくでしょう

逆に、10℃〜15℃で管理していた胡蝶蘭は少し元気がなくなって来るかも知れませんが、まだまだ改善のチャンスはあるので諦めることなく丁寧に育てていきましょう

5月〜6月

5月を迎える頃には冬越しさせた株の多くが開花するようになるでしょう。春の暖かさで花茎の蕾が膨らみだして開花します。

この時期になっても元気の無い花はできるだけ早めに茎を切り取り、切り花として楽しみつつ、茎の回復を待ちましょう

6月〜7月

開花の遅れていた胡蝶蘭であっても6月は開花のピークを迎えます。この成長期の管理次第で、来年の春に開花するかどうかがさゆうされるほど重要な時期でもあります

光量、肥料、水やりなど、過度に与えすぎないように注意しながらしっかりした株を育てることを意識しましょう

7月〜8月

梅雨が開けるこの頃には、日差しが強くなり暑くなってきます

この時期から胡蝶蘭は本格的な成長期を迎え、根は元気に伸び続け、株の中央から新しい芽が顔を出し始めます

8月〜9月

8月は胡蝶蘭が一番成長しやすい季節です。日中の温かい時間はできるだけ外で日光をあびせてぐんぐんと伸ばしましょう。しかし直接日に当てるのは危険です

9月〜10月

順調に育ってきていれば葉が伸び続けてさらに2枚目となる新しい葉が出てくるころです。株も一回り大きくなって鉢の交換が必要になってくるかも知れません

9月下旬は冷えてくるので夜間は室内に取り込んだ方が無難でしょう

最適な温度と置き場所の管理

1月〜3月

冬場における胡蝶蘭は、最低温度が18℃以上が望ましいと言われています。特に急激に冷え込む夜から明け方にかけてこの最低温度を保っていたいです

しかし自宅栽培をする方にとって常に室温が18℃以上になるように管理するのは大変なことです。また、ストーブやファンヒーターなどの熱風が直接あたってしまうと、それはそれで胡蝶蘭が傷んでしまう原因になります

最適温度は18℃以上ですが、最低でも15℃以上あれば胡蝶蘭は伸長し続けると言われています。しかし、15℃を下回るとその成長は停滞し、10℃以下になると葉っぱがだんだんと黄ばみ始め、落下したり枯れたりしてしまいますので室温管理には十分注意を払いましょう

胡蝶蘭は室温管理と同じくらい、置く場所にも気をつけなければなりません

直射日光に弱いですが、明るい場所に置かないと思うように成長しないので、昼間は室内の窓際において、ガラス越しに日光に当てるのが良いでしょう

日光の当たらないような環境でそだてたいかたは、蛍光灯の光を利用すると良いです

電気スタンドなどを置いて点灯させ少しでも光を補うことで日光の代わりになったり、蛍光灯からの発熱は加温の効果もあるので冬場の胡蝶蘭にはぴったりです

夜間は最低でも室温が15℃以上ある暖かい場所に置きましょう

ダンボール箱や毛布を使って保温に努めるとより良いです

また、室内の中でも冷気は下の方に溜まりやすいので、できれば胡蝶蘭の鉢は専用の台の上など少しでも高い位置に移動できるとベストです

また保温のために、大きな水槽などに入れて、透明なビニール袋で外気が入り込まないように覆うという方法もあります

この場合、中の空気が閉じこもらないように適宜換気をして胡蝶蘭の周りの空気を撹拌する必要があるので注意しましょう

3月〜4月

気温が回復してくるこの時期でも、時々15℃を下回るような寒い夜も訪れますのでまだまだ気を抜けません

雨の日など急激な冷え込みが予想される日はできるだけ保温に努めましょう

この時期になると、窓ごしであっても差し込む日差しが強くなってきます

胡蝶蘭の成長に日光などの明るい環境は大切ですが、日差しが強すぎると花や葉が焼けてしまいます。この時期からはガラス越しではなく、できるだけレースのカーテンを挟むようにして直射日光の強さを調節していきましょう

夜間はまだ冷え込むこともあるので気温の低い場所に移動させるのを忘れないようにしましょう

4月〜5月

だいぶ暖かくなってくるのでそこまで温度管理に気を使う必要はなくなります

ただし、密封空間などで保温をしている方は温度が30℃以上にならないように随時換気を行うことが望ましいです

3月に引き続き、窓際でレースのカーテンなどをとおして直射日光を当てるようにしましょう。夜も冷え込む日などは窓際などの冷たい場所はさけ、できるだけ高い位置で保管しましょう

5月〜6月

引き続き、レースのカーテンを通して直射日光を浴びせるようにしましょう。気温が安定してくる5月ごろには外に出して明るい光を浴びせても大丈夫です

しかし直接強い光に当ててしまうと葉焼けをおこしてだめになってしまうことがあるので曇りの日や日差しの直接当たらない木陰などに置くように配慮しましょう

また夜が肌寒くなるようであれば夜間に室内に移動させることが大事です。胡蝶蘭はデリケートな植物だということを肝に命じましょう

6月〜7月

30センチ前後の高さがある、風通しの良い場所で管理するのが望ましいです。直射日光に当てることなく、明るい日陰に置くようにしましょう。また、梅雨の時期には雨よけを工夫して水が花に当たらないようにしてください

7月〜8月

6月と同様に、高さのある風通しの良い場所で直射日光を避けながら管理しましょう。気温も高くなるので日陰で涼しく、かつ明るい場所を確保できると良いです

8月〜9月

日中の温かい時間は外の明るい場所に移動させましょう。直接日光に当てると葉焼けを起こしてしまうため、日差しの当たらない木陰などがベストです

胡蝶蘭はそよそよとした風が大好きです。逆に無風状態だと株が弱る恐れもあるので注意して観察しましょう

7月と同様に鉢が熱くなりすぎてしまうと根っこが腐りやすくなってしまうので、鉢周辺は散水したり風通しの良い場所に移動させて中が蒸れないように工夫するのがよいです

9月〜10月

6月以降と変わらず家の外の明るい木陰で管理しましょう。しかし秋は長雨や台風などの多い季節にもなるので天気予報には十分注意して過ごしましょう。花はとてもデリケートなのでつよい風に吹かれて散ってしまうこともあるかも知れません

下旬は最低気温が低くなってきます。胡蝶蘭は18℃以上で管理しないと思うような成長をしません。もし気温が18℃を切るようであれば夜などは家の中で育てるなど工夫をしましょう

水のあげかた

1月〜3月

胡蝶蘭は、水をあげすぎてしまうとすぐに根っこが腐ってしまうデリケートな植物です。水を上げる際には、水苔などの植え込み材料が乾いているかどうかを確認してからにしましょう

水の量ですが、高さ10センチの鉢に対して100ミリリットル〜150ミリリットルがちょうどよいです。水は30℃くらいのぬるま湯で水やりできるとベストです

胡蝶蘭の鉢は水がたまらないように底に穴があいています。鉢底から流れ出た水は受け皿にためておかないで、すぐに捨てるようにしましょう。水が通過できる状態を確保しておかないと、いつまでたっても苔が乾くことなく根っこが腐ってしまいます

一度水をあげたら鉢内が乾くまで水を与える必要はありません。苔が乾いたのを確認してから、次の水やりを行いましょう。水やりの感覚はだいたい表面が乾いてから5日〜7日後くらいで行うと良いです

3月〜4月

水やりで気をつけるポイントは1月〜3月でも変わりません。しかし、苗の水渇きのスピードが早くなることがありますので、表面が乾いてから4日〜5日くらいのペースで水やりを行うようにしましょう

引き続き、水の与えすぎには注意してください

4月〜5月

基本的なポイントはずっと一緒です。しかし4月からは植え込みの表面が乾いてから2〜3日後をみて水やりをしましょう

5月〜7月

5月以降は植え込みの表面が乾いているのを確認したらすぐに30℃のぬるま湯をあげましょう

7月〜10月

気温の上昇に伴って、水分の渇きが急激に早くなります。表面が乾いていたらすぐに水を与えて大丈夫です。晴れの日が続くので要注意で、鉢内は水切れを起こさない程度に水やりをしましょう

しかしこの時期には鉢そのものも熱くなりやすく、鉢内に残った水が温まって根っこを炒めてしまう可能性もあります

そのため水は早朝の日が登り始めたくらいの時間帯に行い、夕方には鉢の周りに水をかけて周囲の温度を下げる工夫をしましょう

病気の予防

病気が発覚したらすぐにその部分を切り落とし、拡散を止めましょう。病気の発生した胡蝶蘭を触った手で、別の箇所を触ってしまうと、病気が移ってしまうことがあります。病気の処分をした場合はできるだけ他の箇所を触らないようにし、すぐに手を洗うことが望ましいです

また、葉などにちょっとした傷があるとそこから細菌が繁殖する原因となります。葉っぱに傷がつかないように最善の注意を払って管理しましょう

虫が葉っぱなどについていた場合は綿棒や歯ブラシなどを使って葉に傷がつかないように取り除きましょう

1月〜3月

寒い時期では、胡蝶蘭の低温障害によってカビによる炭そ病や、細菌による軟腐病、褐斑細菌病などの病気が発生しやすくなっています。

6月〜7月

梅雨の時期になると、雨水から細菌が入り込み病気が発生します。雨水には絶対に当てないようにしましょう。

7月〜9月

日中の高温な時に風通しが悪い場所に置いていると葉焼けを起こすだけでなく、炭そ病を発生させる危険があります。病気を避けるためには風通しの良い場所を確保することを意識しましょう

この時期には虫も多くなるので特に注意が必要です

肥料

胡蝶蘭の肥料はこちらの液体肥料を使うのが良いです

https://item.rakuten.co.jp/kintarou/ashi100/

1月〜4月

必要ありません

4月〜5月

4月下旬に肥料を与えるようにしましょう。

5月〜7月

暖かくなるこの時期には週に1回は肥料を規定量施すようにしましょう

7月〜8月

通常の液体肥料を週1回施すのに加えて、7月の上旬に置き肥を施すようにしましょう

置き肥はこちらの観葉植物用の暖効性化成肥料を用いるのが一番ですhttps://item.rakuten.co.jp/saienlife/z54-10-00060/

鉢のサイズにあった規定量を使い、定められた間隔で忘れず取り替えましょう

8月〜9月

通常の液体肥料を週一回施します。8月は新しい置き肥の必要はありません

9月〜10月

通常の液体肥料を週一回施します。9月上旬に、7月に施していた置き肥を取り除き新しい置き肥を施しましょう。このとき、株が大きくなっていて鉢が変わっていればその規定量にあった置き肥が必要になるので株の大きさにも注意しましょう